「時雨、あそこに船らしき影が見える。外観の特徴から捜索対象の旅客船の可能性が高い」
私と時雨とは6人部隊で嵐の中行方不明となっていた旅客船の捜索を行っていた。だがその途中で深海棲艦の奇襲にあい、嵐で視界が悪かったこともあり仲間とはぐれてしまっていた。
「どうする?皆と連絡がとれるまで付近の警戒をするべきだと思うが」
「そうしたいのは山々だけどこの嵐のせいで通信も出来ないし、すでに行方不明になってから結構な時間も経っている。船も明かりがついてないし通信にも反応なし。中の安否を確かめないと・・・」
「だが明かりすらついていないのはおかしくないかい?電力を最小限にするのはわかるが、通信にすら反応しないというのは・・・」
「この嵐の中深海棲艦に見つからないためかもしれない。最近の深海棲艦は人間の通信を傍受できるほどの知能があるやつがいるって報告もあっているから。」
「どちらにせよ、乗り込むしかないか・・・」
私にはどうしても嫌な予感がぬぐえなかった。だが人命が関わっている以上一刻も早く安否の確認をしないといけないのも事実だった。
時雨と共には周辺を警戒しつつ小型旅客船に乗り込んだ。窓は割れ荷物や部屋は荒らされており、何者かの侵入があったことは明らかだった。何より人の気配が全く感じられなかった・・・
「・・・これ、深海棲艦の仕業かな。」
「それにしては死体も無いし、金品を荒らされた形跡もある。海賊やテロリストに襲われて、乗っていた人たちは攫われたという可能性も出てくるね」
「そうなると・・・乗っていた人たちの安否は・・・っ」
「ヴェールヌイ、その結論はまだ「・・・・・けて」」
奥からだろうか、その声が聞こえたのは一瞬だった。だけどわたしにはその声が助けを求めるものだと判断した。時雨もそう判断したのだろう、明らかに目つきが変わった。
「時雨!!」
「通路の奥からだ!急ごう!」
通路の奥には大部屋が大部屋が広がっており、そこには10人ほどの子どもが倒れていた。
「みんな!!大丈夫!?何があったの!!」
「・・・ぁ・・・ぅ・・だ・・れ・・?」
「僕たちは皆を助けに来たんだ。他の人たちはどこにいるかわかる?」
「うえの・・・へや・・に・・・」
「ヴェールヌイ、僕はこの子たちを看てるから上の階をお願い」
「了解した」
その場は時雨に任せ私は別の部屋の確認に向かった。だけど私は考えるべきだったんだ。どうしてあの子たちが殺されずに放置されていたのか、そしてここを襲ったものたちがまだ船内に残っている可能性を・・・
「みんな大丈夫!?」
倒れていた男性たちを発見、幸いにも意識はあるようで命に別状もなさそうだ。すると近くで倒れていた男性の一人が私に抱きついてきた。このような状況じゃ大人でも不安だったのだろう。背中に回された腕は震えていた。
「んっ・・もう大丈夫だよ。後はわたしたちに任せて休んでくれ。」
とは言ってみたものの・・・困った、密着されたまま離してくれない。不安な気持ちはわかるが、他の人たちの状態も確認しないと・・・
「・・・ぃおい・・・」
「ん?何かいったかい?」
「いい・・匂い・・ヒヒッ・・・」
その言葉と同時に他の男たちも襲い掛かってきた。すでに男に抱きつかれていたため身動きがとれず、同じように腕や足に抱きつかれてしまう
(なんて力・・・振りほどけない・・・っ)
あまりの力に動けないでいると、徐々に周りを深海棲艦に取り囲まれていく。この状況自体が罠であり、その可能性を考慮するべきだった。砲身を向けられ最後を覚悟するが、向けていた深海棲艦の一人がおかしなことを口にしだした
「んー、このままやれば勝ちだけど、それだとつまんないわねぇ・・そうだ!あなたにチャンスをあげるわ!」
「・・・チャンスだって?」
「アナタがまるごしでその男たちを600秒で倒せたら勝ち。アナタタチもソイツラも解放してあげる。でも負けたら、死ぬよりきつい目にあってもらうわ」
(死ぬより・・・いや、このチャンスを逃すわけにはいかない)
深海棲艦が約束を律儀に守る保証はない。だが少なくとも時間を稼ぐことが出来、何かしらの予期せぬチャンスが舞い込むかもしれない。そしてヴェールヌイ自身白兵戦の経験も豊富であり、いくら力が強くなっている成人男性が複数の相手でも勝てる自信があった。
「わかった。その勝負を受けよう」
-----------------------------------
「はぁっ・・・はぁ・・くぅ」
あれから5分以上経過し、ヴェールヌイは滝のように流れる汗をぬぐう余裕さえなかった。すでに3回以上倒れたはずの男たちは、まるで痛みを感じていないように再び立ち上がりヴェールヌイに襲い掛かった。
(加減なしの一撃なら・・・いや、でもそれじゃ・・・)
艦娘の力で加減なしの一撃を人間の弱点部に加えれば操られた男たち相手でも倒すことができる。だがその一撃は人間を殺す程のものであり、どうしても踏み切ることができなかった。
そのため男たちを倒せるほどの打撃を打ち出すことができず、ジリ貧のまま体力を消耗していた。
(アタマのリミッターはずしちゃったからパワーおばけだし、いたみなんてカンジナイのよねぇ。まっ、はずしたのはリミッターだけじゃないんだけど・・・)
刻一刻と迫るタイムリミットに、ヴェールヌイは焦りが生まれ冷静さを失っていた。後ろから迫っていた男に気付けず、そのまま押し倒されてしまう。
「ぐぅっ・・はなして・・!!」
なんとかか引き剥がそうとするも、腕や足を別の男たちに押さえつけられてしまう。
「ガッ・・・あぁ・・ぐっ・・・うっ・・」
あまりの力にミシミシと骨がきしみ体が悲鳴をあげる。あまりの激痛に意識がとびそうになるのをこらえなんとか体を動かそうとするが、さらなる痛みを誘発するだけだった。
「サーン・・・ニー・・・イーチ・・ハーイ、じかんぎれー、ざんねんでしたー。それじゃ、緒情ちゃんには、やくそくをまもってもらうわよ」
「・・いいさ、好きにすればいい」
「う~ん、そのヒョウジョウ、ゾクゾクするわぁ。それじゃああなたたち。すきにしていいわよ」
「・・・っ!?うっ・・・なにを・・・!?」
「この張りと弾力のある尻、たまんねぇなぁ・・・」
「なんだよこの肌・・・若い肌ってこんなに吸い付いてくるのか・・」
「無駄な肉のないこのおっぱい・・・最高だよ。やっぱりこの歳の少女こそ至高ですなぁ」
「こんなミニスカートで足を露出して・・最近の若い子はいけませんね・・・」
服の中に侵入した男たちの指が彼女の全身を這い回る。黒のニーハイとミニスカートによって強調される太股や小ぶりながらも柔らかさを備えた乳房と尻。そして汗が浮かんだ白く輝く肌の弾力を楽しんでいた。
「くぅっ・・!あなたたち・・自分が何をしてるかわかって・・・!!」
「汗の匂いがまじったこの香り、たまらない・・・」
「この甘い香りは若い少女だからこそですなぁ・・・歳をとった女では味わえない・・・」
「(駄目だ、こっちの声がまるで届いてない・・・っ)」
さらにスカートの中に頭を突っ込んだ男は、下着ごしの尻に顔をうずめ、そこから立ち上る未熟ながらも女としての匂いを鼻一杯に吸い込んだ。その匂いに興奮した男は鼻をぐりぐりとねじ込み、より匂いを吸い込もうと鼻息を荒くした。ヴェールヌイは振りほどこうと抵抗するが、それを深海棲艦に止められてしまう
「テイコウなんてしたらだめよ?そんなことしたらそいつらごところしちゃうから。あぁ、でもあんしんしていいわよ?あなたがのぞまない限り、そいつらはあなたとセックスしないように命令してるから」
「ふざけるな!だれが望むものか・・!」
男たちがなぜヴェールヌイを辱める役として選ばれたか。それは当初、自分たちを助けにきた艦娘を潰し人間たちに絶望を与えるつもりだったが、ヴェールヌイの姿を見て興奮している男たちを見た彼女はヴェールヌイに差し向けることを思いついたのだった。
深海棲艦によって理性がはずされた男たちにとって、幼いながらも魅惑的な肉体を持ち合わせた銀髪の美少女を好き放題できるとあって自分たちの立場すら忘れ少女の体を触り続けた
男たちは悶えるばかりで抵抗できないと見ると、さらに欲望の手を伸ばした
ベロリ
「ヒッ!?」
突然の生暖かいものが肌を這う感覚におもわず悲鳴をあげる。男たちはヴェールヌイの太股や突き出された尻、腕や首を味と感触を味わうように舐め始めた
「はぁ、はぁ・・うめぇうめぇ・・」
「この尻の舐め心地、たまんねえなあ」
「汗もあまじょっぱくてうめえ。美少女の汗ってのはこんなにうめえのか」
「ううっ・・・くぅっ・・・」
襲いかかる快感とくすぐったさに弱みを見せるまいと、ヴェールヌイは必死に喘ぎ声を堪える。だがその表情を見た男たちはさらに責めの手を強め全身を舐めまわす。
「うあぁ・・・あぅ・・うぅぅ・・・!」
制服は捲り上げられ、晒された乳房に二人の男が吸い付いており、舌で乳首を舐めまわされ、吸い出される快感が絶え間なくヴェールヌイに襲い掛かる。さらに下着をはぎとられた下半身も男たちに舐めまわされ、肛門と秘所を舐め回されている。
秘所を舐めていた男は反応が悪いのを感じると、下着をはぎとられむき出しになった鼠径部を舐め上げた。その瞬間、ヴェールヌイはこれまでとは違う快感が電流のように脳に走り抜けた
「ああぁっ!!くうううぅっ!!」
「ここの汗がまたうめぇんだぁ・・・ひひひ」
「んんんんっっ!!」
全身を舐めまわされ続け、快感に悶え苦しむヴェールヌイの秘所からは愛液が蜜のように垂れ始めた。
「これがこの子の愛液かぁ・・うめぇ、うめぇ・・」
「ただの愛液じゃねえ。こんな美少女が垂らす蜜なんだ。うまいに決まってる・・」
さらに愛液をもっと味わいたいという男は、ヴェールヌイの下半身に顔を密着させると、秘所に舌をいれ中の愛液を舐めあげ始める。突然の快感に思わず下半身で男の頭を締め上げるが、結果的に柔らかい太股の感触と香りを男に味あわせるだけとなり、ただ男を悦ばせるだけだった。
ジュルジュルという音とともに愛液を吸い尽くそうとするが、全身を舐め上げる快感により絶え間なく愛液は溢れ、まるで蜜に群がる蟻のように男たちはヴェールヌイの下半身に集まり、秘所や愛液が流れ落ちる足を舐めまわしていた。
「あ、ああああ・・・ぅぅ、あぁ・・」
「ほらほらオジョーチャン。もっとキモチヨクなりたいでしょう?あなたがのぞめばイッシュンよ?」
「・・・うるっ・・さいっ・・!!わたしはっ・・!!」
「フーン・・・まだそんなに元気なんだー・・・」
ヴェールヌイの気丈さに深海棲艦も驚きと好奇心が沸いてきたが、先に我慢できなくなったのは男たちのほうだった。息を荒くし血走った目でパンツを脱ぐと、すでにカウパー液が垂れ落ちているペニスが姿を現した。それを皮切りに他の男たちも下半身を露出していく
「もう我慢できねえ・・・おいあんた。もうやっちまってもいいだろ・・!!」
「ダメよ。その娘がのぞんでからってはなしたでしょ?」
「・・・うるせぇ!こんな姿見せられていつまでも我慢できるか!」
静止を振り切り、男はヴェールヌイの下半身をつかむと、秘所にペニスを押し当て一気に押し込もうとする。だがその瞬間、男の頭はスイカのように弾けとんだ
「チッ・・・わたしのたのしみをジャマするんじゃないわよ・・」
「ひっ・・・ひいいいい!!」
先ほどまでヴェールヌイを犯していた男たちも、目の前で人が殺されたことでおもわず情けない悲鳴をあげ後ずさる。
(はあ・・・っああ・・たす・・かった。少し休める・・・)
幸いにも責めの手が収まったことで、ヴェールヌイも少しばかり冷静さを取り戻すことができた。これで男たちが少しは大人しくなることを期待したが、現実はより残酷なものだった
「なぁあんた・・・つまりそいつに挿れなきゃ何してもいいのか・・?」
「ん?ん~・・・まぁそれ以外ならいいケド・・・」
「そうかい・・ならここを使わせてもらうぜ」
「むっ・・ぐぅ!?」
ヴェールヌイの頭を掴んだ男は、そのままペニスを口にねじ込んだ。口全体に広がる生臭い匂いと吐き気になんとか外に出そうとするが、すでに喉奥まで突っ込まれたペニスを吐き出すことはできず、ただ抵抗する舌が男のペニスを舐め上げるだけとなった
「ん~舐めてくれるなんていいサービスだねぇ。おじょうちゃんもその気になったのかな?」
「ほらほらじょうちゃん、手がお留守なんだから俺たちのもしごいてくれよ」
「んっ・・・ぐぅ・・・うぅぅ・・」
空いた手に男たちはカウパーが垂れるペニスを握らせ、ヴェールヌイの細い指はカウパー液で汚される。両手が埋まると力なく垂れ下がる足を掴み、愛液で塗れたニーソックスにペニスをねじ込んで腰を打ちつけ始める。手足が使えないと見た男たちは、銀色の長髪や奪われた下着でしごき始める。
「口の中あったけぇなぁ。おら、もっと舐めないと終わらねえぞ」
「手が止まってるよ。こっちもちゃんとしてくれなきゃなぁ」
「むぐぅ・・んっ、んっ・・・んむぅ・・」
「おいおい、後がつかえてるんだから早くしてくれよ。こっちも我慢の限界なんだ」
「わかってるって・・・もうすぐ・・出そうだ・・っ」
「んんっ!?んっんんんん!!!」
震えだすペニスに嫌な予感を感じ、なんとか口から吐き出そうとするが頭をがっちりと固定されており、逃げ出せぬまま喉奥に大量の精液を流し込まれる。精液をかけられた手足も白濁に汚されていく。
「ゲホッ・・・うっ・・・・おぇ・・・」
(うぁ・・・なんだこの臭い・・・頭が・・・)
「ほら、次は俺のを早く咥えてくれよ」
「うっ・・・まって・・少し休ませて・・・」
「うるせぇ!こっちは我慢させられてんだ!また奥につっこまれてえのか!」
「・・・っ・・・わかったよ・・・んっ・・ふぅ・・」
休む間もなくヴェールヌイは突き出されたペニスを舐め始める。また手で筋や玉袋を撫で回し、少しでも早く射精させようと必死に奉仕を行う。そんな光景を周りの男たちはニヤニヤ見つめながら、彼女を犯せる瞬間を待ち焦がれていた
「こんなかわいい子とやれるなんて、これまでの教師人生が報われますなあ」
「確かに、これまでも何人か味見しましたが、やはり素材がいいと快感もひとしおですよ」
「あなたたちなにいって・・・んぅっ!!」
「おっほぉ・・・ツルツルの素股きっもちいいわぁ」
男に奉仕していたことで無防備になった下半身に男がペニスをねじこんだ。性器同士を擦り付けられる快感は、ただ体にペニスを擦り付けられていたものとはまるで別の快感だった。素股による快感が声に出そうになるのを堪えようとするが、擦り付けられるたびに体がビクンと反応していることを男たちは見逃してはいなかった。
「んっ・・・ふっ・・んんっ・・・・あぁ・・ぐぅ」
「う~む、口での奉仕はよかったが、素股もよさそうですなあ」
「いやいや、あの身長差では中腰にならないといけませんから、中年のわたしらには無理ですよ。上半身で我慢しましょう」
(何が我慢だよ・・・好き勝手に・・くっ・・・)
理性こそ保てているものの、体のほうは快感を享受し始めていた。擦り付けられていた性器からは水音がするようになっており、行き交うペニスにも愛液が絡みつきいやらしい音を発するようになっていた。滑りがよくなったことで男は素股のペースをあげ、ますます強くなる快感に喘ぎ声を抑えられなくなっていた。
「やっべ気持ちいい・・もう駄目だ。出ちまう・・・」
男はヴェールヌイの太股に限界に達したペニスを挟み込み、膣内に射精するように大量の精液を太股の間に流し込んだ。太股に生暖かい粘液を注ぎ込まれた気持ち悪さに喘ぐ余裕もなく、奉仕していたペニスからも大量の精液が顔にかけられ、美しかった銀髪は白濁液に汚されていく。
(うっ・・・この臭い・・・頭がクラクラしてくる・・・)
すでに快感に呑まれ始め理性を保つために体力を消耗していが、後ろには目をギラつかせた男たちがまだまだ数多く鎮座しており、休む間もなくまた新たな男が顔にペニスを押し付け、背中に舌を這わせる男が膝裏にペニスを擦り付けていた
(いつまで・・・続くんだ・・・っ)
絶え間なく襲い掛かる快感に震えながら、彼女は終わらない苦痛に絶望し始めていた
-----------------
「ったく、やっと俺の番かよ。おら、さっさと壁にてぇついてこっちにケツ向けろ!」
「・・・・っ・・わかったよ・・」
もはや抵抗する力もなく男にいわれるままに尻を男に突き出す。すでに10人以上の男の陵辱を受け、なかには回復したからと再び犯す男の姿もあった。休みなく犯され体力も心も疲弊し、服は脱がされ白濁液でぐちょぐちょになったニーソを残すのみとなっていた。なんとか立っているのがやっとの状態であり、男は太股を閉じさせると、陰部にペニスを力任せに擦り始めた。
「ぐぅっ!うぅっ!」
「こっちは金持ちのガキどもの相手ばっかりさせられて鬱憤たまってんだよ!黙って奉仕しろ!」
「・・・っ・・」
「親が金持ちだからって俺のこと見下しやがって・・・てめえも折れのこと見下してんだろうが!」
「んん・・・そんなことは・・・っ」
「口答えすんじゃねえ!あいつらみてえな目をしやがって!その反抗的な目にいらついてたんだよ!」
パァン!!
「ひぐぅっ!?」
八つ当たりで怒鳴り散らす男は、晒された背中を加減なく叩き始めた。痛みに腰の力が抜け始めると、今度は力を入れろと真っ白な尻を叩き始め、叩かれ続けた背中は手形で真っ赤になっていた。
「ひぐっ・・いたい・・どうしてこんな・・ひどい・・」
「あぁ!?てめえが深海棲艦なんかに負けるから俺たちまでこんな目にあってんだよ!」
「わた・・しの・・せい・・・?」
「くすくす、あなたがもっとしっかりしてれば、連れの黒髪ちゃんもひどい目に遭わなかったのにねぇ・・・」
(わたしが・・負けたから・・力がなかったから・・みんなをこんな目に・・・)
男たちに陵辱され続け消耗した体に暴力をうけまともな思考ができなくなっているヴェールヌイには、男の暴力的な八つ当たりに反論できる余力がなく、ただ一方的に罵られるだけとなっており、床に転げ落ちた通信機からは時雨の喘ぎ声が聞こえており、罪悪感と喪失感から抵抗の意思を失っていた。
(時雨・・・ごめん・・・わたしが・・もっとあのときに止めてれば・・・・もう・・わたしは・・)
「あぁん!くぅん!んあああぁ!!」
「おら!もっと悦ばせろよ!もうお前なんて男悦ばせるだけしか出来ないんだからよ!」
もはや喘ぎ声さえ抑えられなくなったことに自分のテクニックを過信したのか、男は痛めつけるのをやめ責めを強くする。ずりゅ、にちゅ、という水音と周りに愛液を飛び散らせ喘ぎ狂う女としての姿に、男たちは釘付けになっていた。
「・・・・ふぇ・・?」
だがもう少しでイきそうになるところで、男は突然責めの手を止めた。その行動にヴェールヌイも周りの男たちも疑問の目を向ける
「おまえ、ヴェールヌイとかいったか?もっと気持ちよくなりたいとおもわねえのか?」
「・・・え・・・もっと・・?」
「そうだ、お前のケツにこいつを入れれば、これまで以上に気持ちよくなれるぞ。それにお前のせいで俺たちこんな目に遭ってんだ。申し訳ないと思うなら俺たちにもいい思いさせてくれよ。」
「だからさぁ・・・「わたしをもっと犯してください」って言えよ。そうすればみんな気持ちよくなれるんだぞ」
「・・・・・あ・・ぅ・・・」
足をもじもじさせ上目遣いで男を見つめる。もっと快感がほしい、それで罪が償えるなら・・・という思いが彼女の中を支配していた。
最後の理性が崩れる瞬間を男たちは期待と欲望の目で見つめていた。
「わ・・たし・・を・・もっと・・・・・・・・・・・・っ」
「・・・おい、なんだよ黙りこくって。」
ガァン!!!
突然の金属音に男たちだけでなく深海棲艦も驚きの顔をあげる。その音はヴェールヌイが拳を壁にたたきつけた音であり、快楽に堕ちていたはずの目には再び光が宿っていた
「ふざけるな・・・今起きていることが・・・私の責任であるなら・・・なおさら深海棲艦に屈するわけにはいかないだろうが!!」
罪悪感と喪失感、そして男たちからの非道の数々。それらはヴェールヌイの心を折る以上に、何があっても自分は折れることは許されないという覚悟が生まれていた
「ふふふふふふふ・・・あなた、サイッッッコウウ!!ここまでして折れないなんて、気に入っちゃったわ!!」
「な・・なんだよとつz」
いい終わる前に男の首が飛んだ。ヴェールヌイの目の前に降り立った深海棲艦はさっきまで彼女を犯していた男を吹き飛ばした。ぐちゃっという肉が潰れるような音とともに、その男は二度と動くことはなかった。
続けざまにヴェールヌイの鳩尾に強烈な一撃を叩き込んだ。一瞬の動きに構えることもできず、悲鳴をあげる間もなく意識を失った
「あなたたち、そいつらはもう用済みよ、とっとと処分しなさい。あっ、それと連れの黒髪ちゃんも連れてくるように伝えといて」
気を失ったヴェールヌイをかかえた深海棲艦は、鼻唄まじりに上機嫌で基地へ帰っていった。彼女が去った後の船ではいくつかの悲鳴と爆発音が聞こえたという
「ぐっ・・・・うぁ・・・あぁ・・」
「んっ、ぢゅる・・・こんなに感度がいいのにこの目、ゾクゾクするわぁ」
「じゅむ、んちゅ・・・あの姫様が気に入るのもわかるわ。もっといじめたくなっちゃう」
あれから深海棲艦の基地に拉致されたヴェールヌイは、絶え間ない陵辱を受け続けていた。二体のタ級に挟まれる形で犯されており、前からは胸を口に含まれながら秘部を弄られるづけ、後ろからは背中を舐められながら肛門に指を二本差し込まれ弄くり回されていた
「もう蜜で水溜りができちゃってるじゃない。あと8日頑張らないとお連れちゃんと帰れないわよぉ」
「・・・ははっ・・二日もかけてこれじゃあ・・・・先が思いやられるね・・・っ」
今日だけで5時間以上続けて犯されながらも、彼女は抵抗の表情を崩さない。その態度と目つきに二体のタ級は喜び、ますます責めを強めていく
「姫様、あの娘を気に入ったのならなぜ期限を設けたのです?それこそ死ぬまで囲えばよかったのでは・・」
「わかってないわねえ、終わりのない拷問じゃすぐに壊れちゃうのよ。いつか終わるという希望があるから、あの目ができるのよぉ」
「はぁ・・・そういうものですか」
笑いながら去っていく姫をリ級は疑問の目を向けながら見送る。後ろを振り返ればタ級に犯され色のついた喘ぎ声をあげながらも、その目には敵意と強い意志が見て取れた。そんな光景にリ級も思わず心の中がざわつき口角が吊りあがっていた。